業務案内

建物の空調制御(BA[ビルディングオートメーション])、および工場・生産ラインの自動制御(FA[ファクトリーオートメーション])の関連業務をお客様のニーズに合わせ設計・製造いたします。

最初の説明・作業流れ

異なる条件にある建物、工場にあわせてソフトウェア設計・ハードウェア設計から製造・現地サポート、アフターメンテナンスまで、一貫して行います。

技術1部

ビルディングオートメーション(BA)のハードウェア設計・自動制御盤の設計を担います。

パネル設計グループ

設計業務
お客様のニーズを踏まえた空調・動力設備の電気回路及びシーケンス回路の根幹部分の設計、機器選定を行ないます。

設計補助業務
CADを使って、設計担当者が設計した回路及び選定した機器が制御盤内に納まるよう配置し図面化します。

システムグループ

ビルディングオートメーションシステム(BA)の主装置である中央監視装置のハードウェア設計を行っております。

設計業務
お客様のニーズを基に中央監視装置に付随する部品や機器の選定及び配置、回路の設計を行ないます。

設計補助業務
CADを使って、設計担当者が設計した回路及び選定した部品や機器の配置を図面化します。また、使用している部品や機器の仕様書の作成も行なっております。

技術2部

ソフトウェアの設計、製作及び現地立ち上げまで一貫した業務を担います。
旧型の制御コントローラーから新型のコントローラへの更新提案・保守交換なども行います。

ソフトウェアグループ

ビルディングオートメーション(BA)やファクトリーオートメーション(FA)分野を中心に制御系コントローラ(PLC)、表示・操作端末(プログラマブル表示器)、監視制御システム(SCADA)のソフトウェア開発を行っております。 制御仕様決定、仕様書作成〜ソフトウェア制作、社内試験、現場立上げ、保守点検からなる一連の作業を行ないます。

PLC(Programmable Logic Controller)
PLCとはCPUとメモリを内蔵した制御装置の事で、入出力機器の制御を行ないます。 この制御部分のプログラムをラダーシーケンス言語を使って開発しております。
各種制御ネットワークを応用することで大規模システムに対応可能です。
三菱電機、OMRON、富士電機、Azbil(yamatake)など各種メーカーを扱っています。

プログラマブル表示器
PLCとの接続を介して、装置や設備の情報を表示し、必要に応じて操作を行うことができます。表示器用製作ソフトウェアを使って開発しております。
三菱電機、Pro-face、富士電機、Azbil(yamatake)など各種メーカーを扱っています。

SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)
PLCとの接続を介して、大きな施設などの装置や設備の情報を一箇所に集約し管理やコントロールを行うことができます。SCADA用製作ソフトウェアを使って開発しております。

データファイルグループ

施設設備の運転状態を監視する装置(監視装置)のデータベース設計構築・グラフィック画面作成を行っております。監視装置とは室内の温度や空調機の運転状態等の情報をリアルタイムで一括集中監視することができる装置です。

ポイント設計
ソフトウェア業務の基となるポイントの設計構築・設備からの監視点を整理し、中央監視装置のデータベースを設計構築します。

グラフィック画面設計
施設管理者が監視装置にて、設備運転状況を確認・操作するためのグラフィック画面を作成しております。

テクニカルグループ

ビルディングオートメーション(BA)分野を中心にソフトウェアに関する全般の業務を行っており、制御系コントローラ(DDC)のソフトウェア開発を行っております。

DDC(Direct Digital Controller)
デジタル式コントローラの事で、デジタル式制御機器の制御を行ないます。 データファイルGrにて作成したポイント設計データを基に、制御部分のソフトウェアをファンクションブロック言語を使って開発しております。

技術3部
トリニティサービスグループ

オーダーメイドによる自動制御盤、電力送電線の故障点標定システム、海底ケーブルの設置システムなど、現場調査から設計・制作・調整まで一貫して業務を行っています。

製造部

自動制御盤の製造と製品検査・不具合品の調査解析を行います。

製造グループ

サブ工程
制御盤製作で必要となる制御機器の機器シール、線番、紙銘板、また組み付けられる制御機器の員数チェック及び出庫、を工程のタイミングに合わせて作業を行ないます。

ケガキ・組付け工程
実生産ラインのスタートにあたるところで、サブパネルという制御盤内に入る鉄板を加工し、制御機器を組み付けていきます。

配線工程
ケガキ/組み付けが終了したサブパネルに対して、設計図に従って配線を行ないます。

まとめ工程
配線の終了したサブパネルを、制御盤筐体内に入れ、最終的な接続をし、完成品に造りあげます。

検査工程
完成品の動作確認はもちろん、全工程で行なった作業の確認をし、不具合が無ければ製品として出荷します。 不具合があった場合は各工程へフィードバックし、品質維持また次回同じ不具合を防ぐ為、対策を練っていきます。

ユニット検査チーム

ユニット検査チームでは、お客様が安心して製品をご使用頂けるよう製品が正常に動作するか・機能に異常は無いかといった品質検査のほか、製品納入後に発生した故障に対する解析・原因調査を行なっております。

単品検査(製品・市場流通前検査)
対象製品をお客様へ納入する前に外観検査・動作試験などを行ない、不良品の納入を防ぐ為の重要な業務です。

不具合品調査解析
万一お客様に納入した製品で不具合が生じた場合、製品の修理と同時に原因究明を行い再発防止の提案と併せてお客様にお戻しする業務です。

フィールドエンジ部

ビルの制御盤改造工事、自動生産設備の組立・配線等、客先の現場での作業を行っております。

フィールドエンジ1グループ・フィールドエンジ2グループ・
フィールドエンジ3グループ

ビルの制御盤改造作業
ビルの制御盤改造作業は現地の既設・新設のビルに出向いて改造作業を行ないます。通常、改造作業はビルに人がいない夜間・休日に行なう為、安全第一で作業を行なっております。

自動生産設備の組立・配線
自動生産設備の組立・配線作業は客先工場での作業となり、エンドユーザに納品する時の状態にセンサー(検出器)、コントローラ(制御機器)、アクチュエータ(操作器)の組立・配線を行ない、生産設備が正常に動作するかをチェックし、お客様へ出荷します。また、既設の設備の改造作業も行なっております。